ポイントが貯まる提携店が多いカードといえばTカード。提携店でカードを見せると、カード払いにしなくてもTポイントが貯まります。ところがイオンカードはそうではありません。
イオンカードの種類
イオンカードは全部で54種類あります。カードのデザインが違うだけで機能は同じものもありますが、それを抜きにしても少なくはありません。
このうち、ワオンポイント（またはときめきポイント）が貯まるカードは47種類。つまり残りの7種類のカードは店頭で見せるどころかカードで支払いをしてもときめきポイントは貯まりません。
あまり深く考えずに私が作ったイオンカードは、この7種類のうちのひとつでした。イオンのレジで「イオンカードをお持ちですか？」としつこく聞かれるのが面倒で作ったんですが、まさかの「このカードはポイントが貯まりません」という事態にびっくりです。
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イオンバンクカードはときめきポイントが貯まる？
なぜ使えないんだろうと首を傾げつつネットで調べたら、ポイントが貯まらないカードもあるということが分かりました。
「何それ！？」と最初はちょっと腹が立ちました。だってクレジットカードを支払いに使ったらワオンポイントが貯まるはずと思って、しばらく使い続けていたんです。なのにまったくポイントは貯まっていなかったなんてがっかりです。
ちゃんと調べていなかった私が悪いのでしょうが、普通はそこまで考えませんよね。だってカードの名前はJALじゃなくて「イオンカード」ですよ。
でも使えないものは仕方がないので、その後はイオンバンクカードを持ってイオンに行きました。さすがにワオン一体型のイオンバンクカードなら、ポイントが貯まるだろうと思ったんです。
ところがまたしても「このカードはポイントが貯まりません」。提携カードじゃなくてイオンバンクカードなのに？、しかもワオン一体型なのに？ さすがに驚いて、サービスカウンターでしつこくたずねました。すると、ワオン一体型のカードでは、ワオンで支払った時しかポイントが貯まらないと教えていただけました。
そこで「スマートワオン」を紹介されて、これなら提示するだけでポイントが貯まりますと言われたので、カードをもらって帰りさっそくパソコンで登録。
すると、サービスカウンターの方は「バンクカードじゃダメ」と言っていたけど、イオンバンクカードもスマートワオンと同じ要領で登録すれば、ときめきポイントが貯まることに気付きました。イオンのカードサービスが複雑すぎて、サービスカウンターの方も細かいところまで把握できていないんですね。
まあ仕方ありません。私もデパートで働いていた経験があるので、非正規雇用でも覚えないといけないことが山ほどあって大変なのはよーく知っています。悪いのは店員さんじゃなくてイオンです。
おすすめのイオンカードはどれ？
「イオン」の名が付くカードなら、カードのブランドや提携サービスに関係なく、イオンの店頭で提示すればポイントが貯まるだろうと軽く考えていたら大間違いです。
買い物は現金派なら、イオンのクレジットカードは必要ありません。ワオンカードかワオンポイントカード（スマートワオン）で十分です。どちらもイオンのサービスカウンターに行けばただでもらえます。
ワオンカードははじめに300円必要ですが、300円チャージされているから実質無料です。一方のスマートワオンは無料ですが、スマホかパソコンで登録手続きをしないとポイントを貯められません。ポイントの貯まり方は同じですから、利用しやすいほうを選びましょう。
スマートワオンはスマホでポイントを確認したりショッピングに利用できるというメリットがありますが、イオンのお店で買い物すればポイントを使えるので、それほど大きなメリットとは言えないかなと個人的には感じています。
イオンのカードサービスはとにかく分かりにくいですが、買い物をすればもらえるポイントはせっかくだからもらっておきましょう。