100均の衣類圧縮袋は、サイズとバリエーションがとても豊富です。でも、使ってみないことにはどれが一番使いやすいか分からないから、手当たり次第に試してみました。
結論を言うと、どれもそれなりにメリットとデメリットがあり、どれが一番使いやすいとは言いにくいです。そのうえで、1年以上着ない衣類を収納するのにおすすめの圧縮袋を、今回はご紹介します。
目次
タンスの中に使っていない衣類が入っていませんか?
今回、私が圧縮袋に収納しようと思った衣類は、サイズが小さい肌着です。タンスの引き出しの中に、「もうちょい痩せると着れるんだけど…」という肌着を入れていて、実際にいま着れる肌着が何枚あるのか、分からなくなっていました。
そのせいで、洗濯ものが溜まっているわけじゃないのに、着れる肌着がないことが多くて。ちゃんと数を把握するために、サイズが小さくていまは着れない服を、一旦タンスから出そうと思ったんです。
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長期保存したい衣類圧縮袋には小さいサイズを使うほうが便利
以前、ダイソーのバルブ式衣類圧縮袋を使った時は、空気が抜けるのが早くて、「ちょっと失敗したな」と思いました。ニトリじゃ2枚で700円で売っているのを、1枚100円で売っているんだから、あんまり期待はしていなかったけれど、それにしても、圧縮した労力が惜しい。
だから今回は、費用をケチらずに良い商品を買おうと決めていました。それに、今回収納したいのは肌着です。大きな圧縮袋より、むしろ小さなサイズの方が使いやすい。おまけに、次回いつ使うかはっきり分からないから、真空パック状態が長く続くものが良い。
そこで、まずはネットのショップサイトで小さなサイズの圧縮袋を探したことろ、ほとんどがセット売りで、5~10枚入りで1,000~2,000円でした。ということは、1枚100~200円ですよね。だったら、同様の圧縮袋が100均にもありそうです。
ダイソーの衣類用圧縮袋の種類とサイズ
ダメもとで探しに行ったところ、期待通りダイソーにも小さな圧縮袋がありました。しかも、何種類かある。以前はできるだけお得なサイズの商品を探していたから、小さいサイズはスルーしたんでしょうね。
「売れています!」のコーナーにあったのは、トラベル衣類用圧縮袋。MとLサイズがあり、Mサイズは2枚入りです。つまり1枚50円。
でも私が気になったのは、小さなパッケージに入っている圧縮袋。衣類用とうす物衣類用の2種類があり、どちらも1枚入り。隅のほうに「抜いた空気が戻らない逆止弁付」と小さく書かれています。
いずれにしても10枚ぐらい欲しいと思っていたから、Mサイズのトラベル衣類用圧縮袋、逆止弁付きの衣類用圧縮袋、逆止弁付きうす物衣類用圧縮袋、それぞれ1枚ずつ買ってみました。それぞれのサイズと収納量の目安は以下の通り。
- トラベル衣類用圧縮袋 Mサイズ:35×42cm、セーター1枚
- トラベル衣類用圧縮袋 Lサイズ:50×60cm、セーター2~4枚
- 逆止弁付き 衣類用圧縮袋:35×42cm、セーター1枚
- 逆止弁付き うす物衣類用圧縮袋:30×35cm、Tシャツ1~2枚、下着3~4枚
ダイソーの衣類用圧縮袋の特徴
トラベル衣類用圧縮袋は、バルブ式の圧縮袋と同じ素材のように感じました。例の、半年で空気が抜けた袋。よく見ると、袋の端に「短期収納用、めやす約6ヶ月」と書かれています。でも、サイズが小さいから圧縮はしやすかったです。
対する逆止弁付きの圧縮袋は、袋の表面がなめらかでしっかりとしています。空気を抜くために巻くときも巻きやすい。最後に「プゥー」と空気が抜けるときは、しっかり抜けている手ごたえがあって、かなり期待できそうです。
また、本来の目的だったサイズが合わない肌着は、生地が薄いタンクトップばかりだったから、1つの衣類用圧縮袋に8枚も収納できました。だいぶ強引に押し込んだけど、想像以上の収納量に大満足です。
ダイソーの逆止弁付きの衣類用圧縮袋のおすすめポイント
今回ご紹介した「逆止弁付き衣類用圧縮袋」のおすすめな点を、私のおすすめポイント順に箇条書きすると、
- 長期保存に適している
- 素材がしっかりしていて巻きやすい
- ラックに立てて収納できる
- サイズを2種類から選べる
逆に残念な点は、
- 値段が高い
シャツが1~2枚しか入らない保存袋の値段が100円って、私は高いと思います。なにせ貧乏性なので。でも、1サイズ小さい服が溜まっていて、そのうちその服が必要になるかもしれないようなら、とりあえず圧縮保存しておくほうが後悔しないかな、とも思う。
だって、急に6枚のシャツを買う羽目になった場合、1枚2,000円のシャツでも12,000円かかります。3枚の袋に6枚のシャツが入ると考えると、袋代は税込330円。結局、圧縮した服を着ることは無かったとしても、「330円で済んだからいいじゃん!」って思える。
まとめ
サイズが合わない肌着をタンスから抜いた結果、着れる肌着が3枚しかなかったことに気付き、引き出しの3分の1が空きました。ちょっとショックだったけど、現実を受け入れて、肌着を数枚買い足すことに。
また、せっかく2種類の圧縮袋を買ったので、トラベル用圧縮袋と逆止弁付き圧縮袋にそれぞれ同じようなシャツを2枚ずつ収納して、逆止弁の効果がどれくらい続くかを確認することにしました。
右がトラベル用圧縮袋で、左が逆止弁付き圧縮袋。圧縮具合はほぼ同じです。空気を抜くときの手間もほぼ同じかな。あとは、圧縮状態がどれくらい続くかですね。半年後が楽しみです。