姉にもらった左右でサイズがそろっていない、手作りのミトン。でも私はミトンはあまり使いません。

「困ったな、どうしよう…、中古のうえに大きさがそろっていないなんて、人にあげるのも失礼だし、でも捨てるには忍びないし…」と悩んだあげく、出した結論は「売る」。ものは試しにヤフオク!に出品することに。

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ヤフオク!ではハンドメイド品の中古も売れる?

メルカリの登場によってヤフオク!に私物を出品する人は年々減っているようですが、かつてはフリマと言えばヤフオク!というイメージがありました。私の場合、仕事でヤフオク!を利用していたこともあって、操作に慣れているヤフオク!を私物の出品に利用するように。

そのうち、中古の服や本を売っているんだから、中古のハンドメイド品を売るのもそれほど変じゃないよね?、とふと思ったんです。

第一、押し売りするわけじゃないありません。ハンドメイド品であること、中古品であること、左右でサイズが違っていること、その具体的なサイズを記載して、適当な値段を付けて「出品」するだけ。

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メルカリと比較。ヤフオク!の大きなメリットとは?

ヤフオクの大きなメリットは10枚まで画像をアップできること。レンタルサーバーを持っていれば、本文に画像を添付する形でさらに多くの画像をアップできます。

それに比べて、メルカリは4枚までしか画像をアップできません。もっと画像をアップする方法はあるにはありますが、ユーザーは求めていない気がします。メルカリの最大のメリットは「スマホで気軽に」ですから。

つまり、メルカリとヤフオク!では利用者が求めている内容が少し違うんです。細部にこだわる方やパソコンの大きな画面でたくさんの画像を見たい人は、ヤフオク!を利用するはず。

画像の数が多いほど売れやすいとは限りませんが、見せ場をアピールしやすいです。そして「難」も見せやすい。どちらかというとこちらのメリットのほうが大きいように感じます。

写真でアピールすべきはむしろ「難」?

文章で「難あり」とか「小さな汚れが」と書かれても、どの程度の「難」や「汚れ」なのか人によってイメージが違うから不安です。でも画像で「こんな感じ」と見せてもらえば、「これくらいは気にならないよ」と安心できますよね。

今回は「サイズがそろっていない」というケースですから、手袋をふたつ並べた画像をアップすればどれくらい違うのか分かりやすいです。そして、スマホの小さな画面で見るよりパソコンの大きな画面で見るほうが、さらにわかりやすい。

この手袋は捨てるつもりだったので数百円の値段で出品したところ、わりとすぐに売れました。正直、驚きました。しかも、受け取った後にていねいな感謝のメッセージまでいただいたんです。

失敗作を売ることでしか得られない経験もある

自分が「失敗作」と思っている作品を販売するのは、それなりに勇気がいります。もう着ないブランド品の服を出品するより、はるかに大きな勇気が必要です。

この手袋があっさり売れたので、その後もヤフオク!でハンドメイド品の出品を続けましたが、よく出来たと思っている作品でも出品するときはドキドキします。

でもたとえ「失敗作」でも、販売することで得られる経験があるし、購入者さんの「生の声」を聞くことができます。これってものすごく価値のあることなので、ゴミ箱に放り込む前に「ためしに出品してみようかな?」と考えてみるのもいいかも。