日々の買いものや病院への通院などで、ごく短時間しか履いていないジーンズ。一度履くたびに洗うという方もいるようですが、汚れやニオイが気にならないようなら、私は繰り返し何度か履いてから洗濯します。
そして、そんな「チョイ履き」したジーンズは、2連式パイプハンガーの一方に、100均のS字フックを使って掛けて収納しています。
S字フックにおしり部分のベルト通しを引っかけると、ジーンズを開いた状態で吊り下げられ、汗とニオイを飛ばしやすいです。一晩干した後は、ベルト通しから左右を二つに折れば、コンパクトにまとまります。
100均のS字フックの特徴
100均のS字フックには、スチール製とプラスチック製の2種類があります。プラスチック製のほうが一袋にたくさん入っていますが、耐荷重はスチール製のほうが高いです。
軽いものをたくさん掛けたいならプラスチック製を選ぶほうがお得だし、ジーンズのように重いものを掛けるなら、スチール製のほうが安心。今回はジーンズを掛けるのが目的なので、スチール製のS字フックを選びました。
スチール製のS字フックは強度が高いだけじゃなく、サイズとカラーバリエーションが豊富です。カラーは白・黒・ステンレスのほかに、アイアン調やカラフルな塗装品もあります。
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また、上と下でSの直径が違うものや、上下でフックの向きがねじれているものなど、便利なS字フックもあります。
S字フックは、100均に限らずホームセンターやスーパーでも同様の値段で売られています。場合によっては、ホームセンターのほうが安いかもしれません。でも、サイズとバリエーションは100均が圧倒的に豊富です。
ジーンズの吊り収納におすすめのS字フックサイズ
次に商品サイズをご紹介。S字フックのサイズはあまりに豊富なので、この記事で紹介しているS字フックのサイズをご案内しますね。
- 長さ10.3×幅5.5cm(フック内径36mm)、4個入り(100円)
ジーンズの重さは、女性用なら500g、男性用なら1kg前後が目安。小さいサイズのスチール製S字フックを使っても、耐荷重的には持ちこたえられます。でも、あまりに小さなS字フックは、直径が太いパイプハンガーには掛けられません。
我が家には2つのキャスター付きパイプハンガーがあり、それぞれパイプの直径が違います。一方は22mmで、もう一方は32mmです。ちなみに、備え付けクローゼットのパイプの直径は32mm。
小さいフックのほうが見た目はかわいいですが、どのパイプにも掛けられるS字フックのほうが便利だから、悩んだあげく、内径36mmのS字フックを選びました。フックが目立たないように、色は黒をチョイス。
100均のS字フックのおすすめポイント
今回ご紹介した100均S字フックのおすすめな点を、私のおすすめポイント順に箇条書きすると、
- 大きさのわりにたくさん入っている(4個入り)
- フックが大きいから手に取りやすい
- 細いパイプに掛けても目立たない
逆に残念な点は……「無し!」
めちゃめちゃ満足していて、残念な点がまったくありません。
買うときは、もう1サイズ小さいものにしようかと随分悩みました。このフックを使うパイプハンガーの直径は22mmなので、内径36mmは大きすぎて、フックが悪目立ちするんじゃないかと思ったからです。でも実際にパイプに掛けてみると、まったく気になりませんでした。黒色を選んだのも正解。
ジーンズは重いから、小さなフックに掛けていると、フックを手に取ったときに持ちにくいですが、長さが10cmもあると楽に持てます。もっと小さなフックも実は持っているけれど、ジーンズにはこのサイズしか使っていません。
2連式パイプハンガーは、広い部屋では大容量の収納ができて便利な反面、狭い部屋に置くと圧迫感があります。このため、今の住まいに引っ越した後、奥のパイプを壁付けに配置して、手前のパイプしか使っていませんでした。
でも、奥のパイプを「チョイ履き」ジーンズの収納場所にしたことで、両方のパイプを活用できるように。「チョイ履き」したジーンズを掛ける場所にも困っていたから、同時にふたつのストレスを解消できました。