クレジットカードによっては、ショッピングの支払い方法がリボ払いに限られるものがあります。あるいはカード申し込み画面で支払い方法を選ぶとき、最初は「リボ払い」にチェックが入っているものもあります。

また最初に「リボ払い」を選ぶことでポイントが還元されるカードも多く、ポイント欲しさに「リボ払い」を選択したものの、結果としてもらったポイント以上の手数料を払っているかもしれません。

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返済シミュレーションとは?

返済シミュレーションを利用すると、お金を借りるときやショッピングでリボ払いを利用するときに、月々の返済額がいくらになるかや、最終的にどれくらいの手数料を払うことになるのかを確認できます。

クレジットカードやキャッシング会社のサイトには、たいてい返済シミュレーションができるページがあります。

購入するお店でもシミュレーションは実施してくれますが、月々の返済額を確認するだけで頭がいっぱいになり、最終的にいくらの手数料を払うのかまで頭が回らなくなるかもしれません。

でもリボ払いは月々の返済額を自分で簡単に変更できるので、少し頭が冷えたらシミュレーションしてみるといいでしょう。

プロミスの返済シミュレーションはわかりやすくて使いやすい

返済シミュレーションは実際に使ったカード会社のサイトじゃなくても利用できます。利用するために会員登録が必要なサイトもあれば、登録しなくてもシミュレーションを利用できるサイトもあります。

個人的にもっとも使いやすいと感じているのは、「プロミス」のシミュレーション。とにかく軽くて、すぐに結果が出ます。連続利用への制限はなく、何度でも続けてシミュレーションができるため、条件を色々変えて返済プランをよく考えたいときにはすごく便利です。利用するのに会員登録する必要もありません。

「プロミスの返済シミュレーション」

※「借入額」、「毎月の返済額」、「金利(年率)」の値をそれぞれ入力します。

※「詳細を見る」をクリックします。

※一番下の欄に支払い総額と手数料が表示されます。

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リボ手数料の具体例

リボ払いの手数料はどれくらいの金額なのか、分かりやすい例をご紹介します(実質年率が15%の場合)。

〇10万円を返済する場合
・月々5,000円×24回 ⇒ 支払い総額は115,782円(手数料は15,782円)
・月々15,000円×8回 ⇒ 支払い総額は105,061円(手数料は5,061円)

〇20万円を返済する場合
・月々5,000円×56回 ⇒ 支払い総額は278,954円(手数料は78,954円)
・月々15,000円×15回 ⇒ 支払い総額は220,163円(手数料は20,163円)

元金が10万円なら、月々5,000円の支払いでも手数料の総額は15,782円ですから、2年かけてゆっくり払えると思えばありがたい話かなと思います。

でも元金が20万を超えてくると、そうのんきに構えてはいられません。月々5,000円の支払いでは、手数料の総額は78,954円です。20万借りて8万円の手数料を払うなんて、いくらなんでもバカじゃないのって感じです。

シミュレーションを使えばいいので計算式の内容を詳しく理解する必要はありませんが、「元金」を早く減らすことが大事なのは分かりますよね。

例えば20万円を返済する場合、ちょっときつくても最初に3万円×3回払って元金を一気に減らせば、残りは月々5,000円を26カ月かけてゆっくり返済しても手数料の総額は3万円で済みます。

あるいは「1年ちょっとの辛抱だと」思って月々15,000円の返済にすれば、手数料は2万円で済みます。

まとめ

月々の支払いが一定になるリボ払いは、確かに便利です。カードをリボ払いに設定しておけば、急な出費がかさんだときにも焦らずに済みます。

でも、そのために手数料を払っていることを忘れてはいけません。そして、いったいいくらの手数料を払っているのか、一度ちゃんと計算してみましょう。

お金の管理が面倒くさいという理由で年に数万円もの手数料を払っているとしたら、ちょっとショックですよね。そんな事態を防ぐために、大きな金額をリボ払いで返済するときは、必ず返済シミュレーションを行うようにしましょう。