腕時計のベルトは、自分で思っている以上に周りの人から見られています。手首は顔以上に人の目にとまるもの。スーパーで野菜に手を伸ばしたときや、レジでお金を払うときも、手首が見えますよね。

だからボロボロになった腕時計のベルトはできるだけ早めに交換したいところですが、気に入るベルトが見つからなかったり、あまりお金を掛けたくないなら、作るという手もあります。そして、ミサンガの時計ベルトなら簡単に作れます。

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ベルトを作るときはヘンプ(麻)を使うのがおすすめ

まずベルトを作る素材ですが、刺繍糸ではなくヘンプを使いましょう。刺繍糸ではやわらかすぎて、時計が重く感じます。

ヘンプの糸の太さは時計に合わせて選びましょう。ベルト幅が細い小さな時計は「細糸」のほうがかわいい印象になるけど、大きな時計は「中糸」じゃないと時計の重さが気になるかも。

ヘンプは刺繍糸に比べると値段は高いですが、段染めの糸でも1本540円だから、ベルトを買うよりはるかに安く済みます。そして何より、とってもおしゃれなベルトが作れます。

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ネジ式(手巻き式)の腕時計ベルトは1本(一体型)でいい

ミサンガで時計ベルトを作るには、いろんな作り方があります。模様も好みに合わせて好きなようにアレンジできるので、「これ」という決まった作り方はありません。今回は平結びの両側に左右結びというデザインです。

また、手巻き式の時計だろうと電池式の時計だろうとあまり関係ありません。時計の形は同じですから。

ただ、手巻き式の場合は電池交換の必要がないので、時計のメンテナンスをする気がなく、裏のカバーを開けないのなら、時計の裏側に紐を渡らせればより簡単に作れます。

私の場合、手巻き式時計のベルトがあまりにもみすぼらしくて早く何とかしたかったのと、メンテナンスをする気はなかったので、できるだけ簡単に作れる方法で作りました。

ちなみに作り方は手芸品店で見かけた本を立ち読みして参考にしたので、「これ」という本はありませんが、確かブティック社の「プチプティックシリーズ」だった気がします。

さいごに

今回はネジを手巻きするタイプの腕時計のベルトをご紹介しましたが、電池式の時計でも見た目の印象はほぼ同じです。片側ずつ別々に作らないといけないから、ちょっとだけ手間は増えますが、たいして変わりません。ぜひ気軽にトライしてみてください。