手芸が好きな方とおしゃべりをしていると「ハギレの収納ってどうしてる?」という話題になることがありますよね。インスタなどのsns投稿を見ていると、壁面にクリアケースを積み重ねて、ハギレやパーツをスマートに収納されている画像をよく見かけます。

手芸用品の収納に多段タイプのクリアケースを使うと、たくさんの素材を収納でき、どこに何があるかひと目で見渡せます。だから私も、ずっとあの光景にあこがれていました。けれど、あの収納方法は誰にでも向いているわけではありません。

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素材の保有量を決めるとストレスが減る

収納できるスペースが十分にあると、作る予定がないのに次々と素材を溜め込んでしまいます。私はワゴンセールに目がなくて。ワゴンセールでかわいいカットクロスやハギレの詰め合わせを見つけると、何に使うか考えることなく、どんどん買っていました。

でも、あまりにたくさんの素材を抱え込むと、次第に「作りたいのに時間がない!」というストレスに苦しむようになって。だから最近は、素材を保管するスペースを決め、そこに収納できる分しか持たないことにしています。

思い入れのあるグッズはハギレケースに活用しよう

いま、ハギレの収納に利用しているのは、ラタンのピクニックバスケット。もちろん、わざわざ買ったわけではありません。使わなくなったけど、捨てたくはなかったバスケットを、ハギレケースに利用することにしたんです。

若いころはお弁当を作ってドライブに行くのが好きで、このバスケットをよく使っていました。若いときってエネルギーが余ってますからね。でも30代になると、まったく使わなくなって。かと言って、捨てる気にはなれないし、押入れの奥にしまい込むのも寂しくて。

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このバスケットを何かしらに使いたいなと思って、これを機に、大きな布と小さなハギレを別のケースに分けて収納することにしました。

以前は、布の保管に使っている大きなクリアケースの中に、ハギレも一緒に収納していたんです。でもそれだと、ハギレがどれくらいの量あるのか分かりにくくて。どんなサイズのハギレがあるのかも分かりにくい。

ハギレと大きな布を分けて収納するようにしたら、持っているハギレの量とサイズが分かりやすくなり、布を探している時間が大幅に短くなりました。

同じサイズのハギレを束ねて収納しているだけ。かなり適当です。

思い出のあるものは無理に捨てなくても使い方を変えればいい

ピクニックバスケットに限らず、カゴやバッグなどもハギレの収納に利用できます。「もう使わないかな」と思っても、思い出のあるバッグってなかなか捨てられませんよね。小振りなバッグは手に取りやすくて中身が見やすいから、ハギレの収納にすごく便利です。ボストンバッグなら、ハギレだけじゃなく大きな布や毛糸の収納にも活用できます。

それに、使わなくなったけど捨てたくはないバッグやバスケットを、ハギレケースとして使っていると、ライフスタイルが変わったときに、「あのバスケット、やっぱり捨てなきゃ良かった!」と悔やまずに済みますよ。