足の裏などに小さな穴が開いたくつ下をそのままにしておくと、あっという間に穴が大きくなり、恥ずかして履けない状態になります。けれど、まだ穴が小さいうちに補修布を使って穴をふさげば、穴はほとんど目だなくなり、お気に入りのくつ下を長く履き続けられます。

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くつ下の補修布には種類ある

くつ下用補修布にはいくつかの種類があり、目的に合わせて布の厚みが違います。大きくは以下の3種類です。

・薄地用ストレッチ補修布(参考サイズ:6×30cm)
・普通地用補修布(参考サイズ:10×32cm)
・スポーツソックス用厚地布(参考サイズ:10×32cm)

薄地用はくつ下専用というより、肌着など薄くて伸びる生地の補正に広く利用できます。値段はどれも同じくらいですが、入っている布のサイズは薄地用が一番小さいです。私が買った商品のサイズは6cm×30cmでした。

普通地用はたとえて言うなら薄手のTシャツくらいの厚みかな?、薄地から厚地のくつ下まで幅広く使えます。クローバーの商品サイズは10cm×32cmでした。

薄地用のような伸びはありませんが、小さな穴をふさぐのに伸びがなくても問題ありません。ちなみに、ニットの虫食い穴をふさぎたい時にも便利です。

厚地用は子供のスクールソックスやスポーツソックスの補修を目的にしているため、生地が厚くて丈夫です。ただし生地が厚い分、補修した部分が目立ちもします。このくつ下を履いているときは基本的に靴を脱がないから、ちょっとぐらい目立ってもいいというくつ下の補修に利用しましょう。

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くつ下の補修布はどこで買える?金額は?

いずれの補修布もネットで買えます。金額は約400円。はじめは「ちょっと高いな」と感じましたが、10足以上のくつ下を補修できるわけで、くつ下が3足で1,000円だと考えると、新しいくつ下を買うよりはだいぶお得かなと感じて買いました。

100均にもありますが、私はまだ100均で買ったことはありません。というのは、この補修布はアイロンで貼るタイプですが、くつ下のアイロンがけってちょっと面倒くさいんです。破れやすい場所はくつ下の丸くなっている位置でアイロンを当てにくいから、100均のを使ってすぐに取れたらいやだなと思って。

もちろん手芸品店でも販売しています。あと、ホームセンターの手芸品コーナーにも置いています。

薄地用ストレッチ補修布は万能

私が初めてこれらの補修布の存在に気付いたのは、肌着の補修布がないかなと探していたときでした。ブランド肌着は着心地がいいけれど値段が高いから、ちょっと穴が開いたぐらいで捨てるのはもったいなくて。でも、穴が開いたままにしておいたらどんどん穴が広がるから、「これ以上広がる前に何とかしたい!」と思ったんです。

それで手芸品店に探しに出かけたところ、肌着用ストレッチ補修布というものがあることを知り、横にはくつ下用の補修布もあったので、両方買ってみました。

薄地用ストレッチ補修布はカラーが豊富で茶色やベージュもありますが、くつ下用補修布は白と黒の2色のみ。でも小さな穴なら補修した跡は目立たないので、白と黒の2色で十分です。

薄地用ストレッチ補修布は色がきれいで伸びるからとても使いやすく、最初の頃はこればっかり使っていました。でも、冷静になってサイズ当たりの金額を計算したところ、ストレッチ布をくつ下の補修に使うくらいなら、新品の靴下を買ったほうがむしろ安上がりじゃないかという気がしたんです。

穴が開いている時点で生地が弱っているわけで、ほどなくしてまた別の穴が開きます。こればかりはどうしようもありません。でも穴が大きくなるほど補修跡は目立つので、穴が小さいうちに早めに補修すると、より長く履き続けられます。