できるだけたくさんの衣類を収納したいなら、大きなサイズの衣装ケースを選ぶほうが、タンスより収納量は多いです。でも、大きな衣装ケースを使うときは、収納の仕方を工夫しないと、下のほうに何を入れていたか忘れてしまいますよね。
深みのある衣装ケースには「立てる収納」がおすすめ。そして、衣類を立てて収納するときは、ブックエンドを仕切り板に使うと、ケースの中で衣類がぐちゃぐちゃになるのを防げます。今回は、そんなブックエンドを使った衣類収納をご紹介します。
PP衣装ケースの内側の寸法
PP衣装ケースのサイズとバリエーションはとっても豊富。だから、他の人の収納方法を参考にするときは、まずはあなたが持っている衣装ケースの寸法をチェックしましょう。
収納の仕方を考えるときに必要なのは、ケースの内側の寸法です。上の画像でご紹介している衣装ケースの内寸は、W34.5×D46.5×H18cm。タンスよりやや奥行きが深く、前後に2列収納が出来るサイズ。
私はこの衣装ケースを3個持っていて、別のケースにはシャツを前後に2列収納しています。でも、ボトムスは横向きより縦向きに収納するほうがたたみやすかったので、このケースでは奥にはシャツを横向きに収納し、手前にはボトムスを縦向きに収納することに。
いずれも部屋着と肌着だから、服の出入りが激しく、きれいな状態を維持するのが難しくて。キッチンの収納にブックエンドを活用していることをふと思い出して、「ここにも使ってみようかな」と思ったんです。
ちなみに、この衣装ケースの外形寸法はW39×D50×H22cm。パイプハンガーに並べて置くのにちょうどいい大きさです。ニトリや無印良品にも同様のサイズのケースがありますよ。
ダイソーのブックエンドの特徴
衣装ケースの仕切り板に使うブックエンドを探すなら、断然100均がおすすめ。色んなサイズとデザインのブックエンドがそろっています。値段はどれも1個100円。
木調のブックエンドは私も大のお気に入り。おしゃれなだけじゃなく板に厚みがあるから、仕切り板が迷子にならないという点ではおすすめです。
でも、今回おすすめするのは、ノーマルなデザインのスチール製ブックエンド。サイズはW13.2×D11.5×H17.3cm(実測値)。おそらく、これがダイソーで一番大きなブックエンドです。
本棚と違って、衣装ケースの中はスカスカとぎゅうぎゅうを頻繁に繰り返します。だから、衣装ケースの仕切り板にブックエンドを使うときは、ベース部分の長さが重要。
ブックエンドのベース部分が短い場合、ケースの中がぎゅうぎゅうのときは問題ないけれど、スカスカのときは倒れてしまい、仕切りとしての役目を果たしてくれません。でもベース部分に十分な長さがあれば、ケース内がスカスカでも大丈夫。
そこで私は、ブックエンドの長いほうを下にして、逆向きにして使っています。こうすれば、ケース内がスカスカでも仕切りが倒れません。
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ダイソーのブックエンドのおすすめポイント
今回ご紹介したブックエンドのおすすめな点を、私のおすすめポイント順に箇条書きすると、
- 横向きにすればベースに十分な長さがあり倒れない
- スチール製で頑丈
- 角が丸いからケガをする心配がない
逆に残念な点は、
- もう少し高さが低いともっと使いやすい
私はブックエンドを横向きにして使っていますが、この場合のベースの長さは17.3cm。ケースの中に2~3着しかボトムスを入れていないときは、ベースが長すぎて隙間ができます。
かといって、もう1サイズ小さなブックエンドは板の厚みが薄く、たくさんの洋服を持ちこたえられるか不安。値段が高いブックエンドは、サイズが小さくても頑丈なんだけど、100均のブックエンドはサイズに比例して強度が落ちる傾向があるから、注意が必要です。
まとめ
衣装ケース内の仕切り板にブックエンドを使えば、入っている衣類の量にあわせて仕切りを動かすことができ、ケースの中で洋服がぐちゃぐちゃになるのを防げます。
ブックエンドを衣装ケースの仕切りに使うときのポイントは、長いほうを下向きに置くこと。余計な飾りがついていない、フラットなL型のものが使いやすいですよ。