2015年にクロネコメール便が廃止されたいま、ポストに入るけれどやや厚みのある品物を、個人が安い費用で配送できるサービスは郵便サービスだけです。

と言っても、ポスト投函できる郵便サービスは複数あり、利用するのに慣れていないと、どれを選べばいいか迷うかもしれません。郵便窓口で相談すると、たいていはお手軽なレターパックライトをすすめられるでしょう。

けれど、レターパックライトとほぼ同じ内容のサービスなのに、半額以下の費用で利用できるサービスがあります。それは「クリックポスト」です。

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レターパックライトの詳細

https://www.post.japanpost.jp/service/letterpack/

まず先にレターパックライトのサービス内容について説明します。

レターパックは、A4サイズ以下で4kgまでの品物を、全国一律料金で発送できるサービスです。そのうち、ライトは厚みが3cm以下という条件があり、金額は360円。手渡しではなく郵便受けに入れて終わりですが、追跡サービスがあるので配達状況の確認はできます。

「レターパック」という名前は専用の厚紙封筒を指していて、この封筒が切手代わりだと考えれば分かりやすいでしょう。
郵便局の窓口やコンビニで「レターパック」を購入して、手書きでお届け先と送り主の住所と名前を書き、中に品物を入れて封をしたら、「保管用シール」をはがしてポストに投函するだけ。とても簡単で、サービスを利用するのにパソコンもスマホも必要ありません。

ちなみに、追跡番号は保管用シールに記載されています。

レターパックに関する詳しい内容はこちらの記事でもご確認いただけます。
レターパックプラスで送れる厚さの限界は?

ゆうメールの詳細

https://www.post.japanpost.jp/service/yu_mail/use.html

レターパックと似ているサービスに「ゆうメール」があります。サイズに規格はなく、3辺の合計が1.7m以内で3kgまでの荷物を送ることが出来ます。

ただし、ゆうメールは定形外郵便と同様に、重さとサイズで金額が変わります。一番安い金額は180円ですが、一番高い金額は710円です。

また、梱包用の封筒は自分で用意しなければいけないため、場合によってはレターパックライトの方が割安になる可能性もあります。

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そしてもうひとつ重要な点があります。ゆうメールを利用するときは、郵便局員が内容物を確認できるようにしなければいけません。具体的には、以下の3つのうちいずれかの方法で送る必要があります。

  • 封筒の一部を開けておく
  • 無色透明の封筒に入れる
  • 内容の見本を郵便局で提示する

ゆうメールは、サイズが大きくて重量が軽い品物や、中を見られても構わない品物を発送するときはお得なサービスですが、基本的には企業がDMやカタログを安く発送するためのサービスで、個人の利用にはやや不向きです。

クリックポストとは?

https://www.post.japanpost.jp/service/clickpost/

クリックポストは、A4サイズ以内で厚みが3cm以下の品物を、全国一律料金で発送できるサービスです。重さは1kg以下という制限がありますが、金額は164円(2018年8月現在)と、レターパックライトより約200円も安く、ゆうメールの最低額よりも安い設定です。

※クリックポストは2018年9月1日から185円に値上げされます。

https://clickpost.jp/

 

重さが1kg以下ってどれくらいだろうと不安に感じる方もいるでしょう。分かりやすい例を挙げると、その封筒に入る最大サイズの本の重さと思っていいでしょう。よほどの重量物でない限り、サイズが入れば重量制限はクリアできます。

ただし、クリックポストはYahoo!と提携しているサービスなので、利用するためにはYahoo! JAPANの IDとYahoo!ウォレットの登録が必要です。

 

もうひとつ重要な点として、自分でラベルを印刷して封筒に貼り付ける必要があります。このため、パソコンとプリンターを持っていない人は利用しにくいサービスです。逆に言うと、どちらも持っているなら利用しない手はありません。

最初の登録は少し面倒ですが、Yahoo! IDの取得もYahoo!ウォレットの登録も無料で行えるので、いつでも利用できるように事前に登録しておきましょう。

クリックポストは2018年9月1日から185円に値上げされますが、それでも依然としてもっともリーズナブルな郵便サービスに変わりありません。

その他の郵便サービス

レターパック以外にも、パソコンやプリンターを持っていない人が簡単に利用できる郵便サービスはあります。そのひとつがスマートレターです。

仕組みはレターパックと同じで、専用の封筒を購入し、住所と名前を手書きしたら、品物をいれてポストに投函するだけ。

A5サイズ以下で重さは1kg以下、厚みは2cm以下で追跡サービスはありませんが、金額は180円とレターパックライトの半額です。追跡ができないのは残念ですが、小振りな品物を発送するときにはうれしいサービスです。

同じく追跡サービスはありませんが、昔からある「定形外郵便」もかなり使えるサービスです。重量とサイズに応じて細かい価格設定があり、よく確認してから利用しないと宅急便と大して変わらない金額になることもあるので注意が必要ですが、A4サイズ以内で100g以内の品物を送るときは一番安く発送できます。

比較表

この記事で紹介している郵便サービスを、分かりやすく一覧表に整理しました。

サービスの種類 金額 サイズ 厚み 重さ 追跡 特記事項
レターパックライト 360円 A4 3cm 4kg あり
ゆうメール 180~710円 3辺の合計が
1.7mまで
3kg あり 内容物が見えるようにする
クリックポスト 164円
(9/1より185円)
A4 3cm 1kg あり 自分で送り状を印刷
スマートレター 180円 A5 2cm 1kg なし
定形外郵便 120~1330円 3辺の合計が
90cmまで
4kg なし 規格と価格の関係が細かい

小さな荷物の発送方法を知らないのは何かと不便です。そして、知らないと必ず損をします。郵便だけでもこれほどたくさんのサービスがあるので、この記事を参考に、あなたにとって便利で利用しやすい郵便サービスを見つけて活用しましょう。