ブランドもののGパンは高額です。ちょっとウエストが苦しくなったぐらいで捨てる気にはなれません。もっと言うなら「何とかして履きたい!」ですよね。そこで、ウエストが苦しくなったGパンが履けるようになる、とっても簡単な補正の仕方をご紹介します。

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延長ベルトにはゴムを使う

補正の方法はとっても簡単。使うのは幅25mmの黒いウエストゴムとボタン。ミシンを出すほどでもないから手縫いで済ませました。

・約8cmにゴムをカットする。
・ゴムをGパンのボタンが付いているほうの裏側の端に縫い付ける。
・もともとついているボタンから4cmと7cmの位置にそれぞれボタンを付ける。

これで完了です。ボタンを付ける位置は、何度か付け替えながら「ここがベストかな?」と思った位置。人によって違うでしょうから、あくまで参考程度に。

4cmの位置に付けたボタンは歩くときなど通常使うボタンで、7cmの位置に付けたボタンは、床に座ったときやご飯を食べた後など、「く、くるしい・・・」というときに使うためのもの。

延長ベルトはゴムで作っているので「伸び」がありますから、実際にはもっと余裕があります。+2~4cmくらいあるのでは?、ファスナーが完全に上まで上がらなくても、ウエストが6cm太ったぐらいなら問題なく履けるってことです。

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「点」ではなく「線」で固定する

「苦しいズボンのウエストを20cm伸ばせる!」というようなキャッチコピーで、元々ついているボタンに取り付けるだけの延長ベルトが売られていますが、あまりおすすめできません。理由は、ボタンの付け根という「点」で固定するものだから。

実際に使ってみて、この状態で一日中ズボンを履いていたら絶対に姿勢がおかしくなる!って感じたんです。そこで、「点」ではなく「線」で固定してみたらどうかな?とふと思いついて、この方法をためしたところ、かなり履き心地が良くなりました。

しかも家にあった有り合わせの物で済ませたから、お金はまったくかかっていません。

目安は「ファスナーがあがる」こと

この補正をしたズボン、お腹いっぱいにご飯を食べた後は苦しくてファスナーを半分くらい下げていることもありますが、歩くときはできるだけ上までファスナーをあげるようにしています。

その理由は、何とかファスナーが上がるからではなく、持病の腰痛が悪化しないようにするため。洋服のパターンは全体のバランスを考えて作られていますから、無理な着方を続けていると必ず姿勢に影響が出ます。その結果、治療費にとんでもない大金を使う羽目になるなんて、バカバカしいです。

だからこの補正を行うときの目安は、「ボタンを止めるのはきついけれど、ファスナーはかろうじて上まであがる」状態にあること。

ファスナーが上がらないほどズボンが苦しいようなら、この方法で補正するのはおすすめできません。その場合は、ちゃんとファスナーが上がるような補正を行いましょう。その方法はまた別の記事でご紹介します。