今年の夏はあまりの暑さに固形物を食べられなくて、普段の倍は牛乳を飲みました。おかげで牛乳パックがどんどん溜まって。いままで牛乳パック工作にはあまり関心がなかったのですが、捨てる頻度を減らすためにやってみるかと思うように。
そこで今回は、牛乳パック工作の初心者さんにおすすめの、簡単な小分けボックスの作り方と、活用法をご紹介します。
ハサミで切るのは一面だけ
さっそく作り方をご紹介。上の画像を見れば分かるように、牛乳パックの形状をそのまま生かしています。ひとつの側面の中央にハサミを入れ、内側に折り込んでセロテープで留めただけ。最後に注ぎ口の部分をセロテープでふさいだら完成です。
先が細くなっている注ぎ口の部分をきれいに箱型に仕上げるほうが、見た目はすっきりしますが、収納量は減ります。斜めになっているおかげで、実際の内寸以上の収納量を確保できるんです。
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私は几帳面な性格ので、はじめはきれいな箱型に試作しました。すると、もうちょっと入りそうで入らない。そこで試しに注ぎ口の形をそのまま残してみたら、「もうちょっと」がすっきりと収まったんです。
こっちのほうが作り方が簡単だし、先端を奥に向ければ正面はきれいだから、几帳面な私にも許容できます。
注ぎ口を含めた牛乳パックの高さは23.5cm
今回ご紹介した小分けボックスは、キッチンのシンク上にある昇降式吊戸棚(ダウンキャビネット)に使う目的で作りました。ダウンキャビネットの奥行きは26cm、それに対して、牛乳パックの高さは23.5cm。ほぼぴったりです。
ダウンキャビネットをキッチン消耗品の収納場所に決めた理由は、また別の記事でくわしくお話するとして、再び牛乳パックのお話に戻りますね。
ここで、牛乳パックの全体寸法を以下に記載します。
- 7×7×23.5cm
改めてサイズを測ると、幅も長さも収納に使いやすいサイズです。カラーボックスの奥行きは29cm、食器棚や吊戸棚の棚板の奥行きは30~35cm。どちらにもすっきりと収まります。おまけに高さが7cmしかないから、引き出しの仕切りにも使えます。
牛乳パックを洗剤を使ってきれいに洗わないといけないのはちょっと面倒だけど、慣れればなんてことありません。
さいごに
今回は、高さのある棚に、排水ネットやゴミ袋といったふにゃふにゃとした消耗品を立てて収納したいときに役立つ、牛乳パックの活用法をご紹介しました。
牛乳はあまり飲まないという方や、牛乳パックをきれいに洗うのが面倒くさい方は、棚の奥行きより少しだけ短いサイズの100均の小分けボックスを使うのがおすすめ。
この場合、小分けボックスの横幅が広すぎると、袋類は倒れてしまうから、幅は7cmくらいが限界です。また、ふにゃふにゃとしたビニール類だけじゃなく、スポンジなど単体で自立するものを一緒に入れておくと、より倒れにくくなりますよ。