ダイソーのスケージュール手帳は単に値段が安いだけじゃなく、機能的でデザインもおしゃれです。付録ページが少なく厚さがスリムなため、バッグに入れて持ち歩く手帳にはむしろ理想的。

その反面、100均の手帳にはペン差しと付箋ひもが付いていないという難点も。けれど、付箋ひもは糊やセロテープで貼り付ければいいし、ペン差しはPPテープを使えば簡単に作れます。

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ペン差しは梱包用のPPテープで簡単に作れる

今回、ペン差しを作るのに使った材料は、梱包用のPPテープ。幅5cmのPPテープを二つ折りにして高さ2.5cmの板状にし、それを輪にしてホッチキスで手帳に留めただけ。はじめは試作のつもりでPPテープを使いましたが、思いのほかうまくできたので、そのまま仕上げにしました。

このPPテープのペン差し、一見、やわらかくて頼りないですが、手で引きちぎろうとしてもびくともしないくらいの強度があります。そのポイントは以下の2点。

  • 粘着面をサンドイッチにすることでテープの強度をアップ
  • ホッチキスの芯は透明カバーだけじゃなく手帳本体にも刺す(透明カバーだけに固定するとカバーが破れやすい)

ちなみに、もともとPPテープはあくまでも試作で、仕上げにはもっと厚手の素材を使う予定でした。私はものを捨てられない性格だから、デスクの引き出しの中をあさると小さなクリアホルダーやカードケースがちらほらあったので。

PPテープやクリアホルダーの他にも、ペン差しを作るのに使えそうな材料は家の中にいろいろとありそうですよ。

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ホッチキスでペン差しを取り付けセロテープで芯を保護

ペン差し部分の横幅は、古い手帳を参考に約2.0cmに製作しました。また、ホッチキスの芯でケガをしないように、芯の部分は上からセロテープを貼り付けています。

このホッチキスの芯部分、はじめはきれいに隠れるようにマステを貼り付けてみました。でも、かえって目立つ気がしたのでセロテープに変えたところ、マステよりすっきりとした仕上がりに。

私は柄物の手帳カバーが好きということもあり、ホッチキスの芯が柄の中に埋もれてあまり目立ちませんが、無地のカバーが好きな方は、カバーと同色のマステを使うほうが芯が目立たないかもしれません。

(ホッチキスの芯はむき出しでも思いのほか目立たない)

ペン差しと付箋ひもを付けるだけで100均手帳が格段に使いやすくなる!

ダイソーの手帳は年々進化しています。でも、進化しているのはあくまでも中のレイアウトとカバーデザインだけで、透明カバーに関してはほとんど変わっていません。要するに、100円では透明カバーに内ポケットやペン差しといった付属品を付けられないのでしょう。

それでも、「これが110円は安い!」と私はいつも感心しています。だけどもし、ダイソーに別売り品でポケットとペン差しが付いている透明カバーが110円で売られていたら、私は絶対に買いますね。

だってトータル220円なら書店で売っている手帳より全然安いし、ハンドクラフトは楽しいけどけっこう時間がかかる。実際、今年はなにかと忙しくてペン差しを取り付ける時間がなかなかとれず、長いことストレスを感じながら手帳を使っていました。

100均以外のおすすめ手帳は?

私がダイソーの手帳を使うようになったのは5~6年前からです。それまでは「高橋の手帳」を愛用していました。特にブランドへのこだわりがあるわけじゃないけれど、書店でいろんな手帳を見比べてたうえでトータル的に満足するのは、いつも高橋の手帳だったから。

最近でこそ、「いろいろと工夫すれば100均の手帳で十分!」と思っていますが、たまに書店で高橋の手帳を手に取ると「やっぱり100均の手帳とは違うな」と毎回思うし、ささやかな贅沢をしたいときは買う年もある。

参考までに、「高橋の手帳」が気になる方は以下よりA6サイズ(幅11.1×高さ15.4cm)の手帳を確認できます。コンパクトで使いやすい手帳を探している方にはイチオシのブランドで、このクレールシリーズはB7~A5判まで4サイズあるなどサイズバリエーションも豊富です。

なお、以下の記事では、ペン差しが付いている古い手帳カバーに、ややサイズが大きい100均の手帳を差し込んで使う方法を詳しくご紹介しています。興味のある方はこちらもあわせてご覧ください。

「100均の手帳に足りないものを古い手帳からリユースして使いやすくカスタマイズ」