プラスチックのケースを使って、冷蔵庫の野菜室をきれいに区分け収納されている画像を、インスタなどでよく見かけますよね。「すごいなあ」とか「きれいだなあ」とは思うけれど、「私もやってみよう!」という気にはなかなかなりませんでした。

というのも、あまり困っていなかったし、仕分け収納すると大きな野菜を入れにくくなるなあと思ったから。

でも、クラフト紙袋を野菜室の仕分け収納に使っている画像を見かけたとき、
「これはおしゃれ!、おまけに使いやすそう、ちょっとやってみよう」と思ったんです。そして実際にやってみたところ、想像以上に野菜室が使いやすくなりました。

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我が家の冷蔵庫と野菜室のサイズ

うちの冷蔵庫の容量は401Lです。そのうち野菜室の容量は79L。ファミリー用としてはギリギリの大きさで、まとめ買いをするとちょっと厳しい。今回、野菜室の内寸を実際に測ってみたので、以下にご案内します。

  • 野菜の収納スペース:W46×D23×H18cm
    (スライドケースとボトル収納部分は含まない)
  • スライドケースの寸法:W47×D25×H10cm

前々から「野菜室がちょっと狭いよね」と思ってはいたけれど、実際に寸法を測ったら、思っていた以上に狭くて驚きました。

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野菜室のカタログ値は本当の容量とは言えない

うちの冷蔵庫に限らず、最近の冷蔵庫は野菜室の正面にボトルスペースがあります。そして、野菜室の容量にはこの部分も含まれている。ということは、「野菜室」の容積は記載値よりだいぶ少ない計算になります。

私は出不精なので、週に一度しか食材の買い出しに行きません。つまり、買い出しに行った日は野菜室がパンパンになり、数日後はガラガラという状態を繰り返す感じです。

このため、野菜室に下手に仕切りを作ってしまうと、買い出しの日に野菜が全部入らなくなるかもしれない。一方で、買い出しの直前は冷蔵庫がガラガラになるから、存在を忘れて野菜を捨てることはほとんどありません。

にもかかわらず、クラフト紙袋で野菜室の仕切りを作ろうと思ったのは、マルシェ風のビジュアルがすごく気に入ったから。そういう小さなハッピーって大事ですよね。それに紙袋なら野菜の形にあわせて大きさを調整できるし、邪魔な時はペタンとつぶせます。

セリア「ガゼットバッグ」の特徴とサイズ

セリアの「ガゼットバッグ」は、野菜室をおしゃれに仕分け収納できるとネット上で大人気のクラフトバッグ。S・M・L・LLの4サイズがあり、サイズによって入数が違います。当然、サイズが小さいほどたくさん入っている。

私が買ったのはLLサイズで、入数は5枚。ちなみにLは8枚入りで、MとSは12枚入り。各サイズの詳細なサイズは以下にご案内(記載値)。

  • LL:W19.5×D12.5×H35.0cm
  • L:W15.0×D9.0×H28.0cm
  • M:W12.7×D7.5×H24.0cm
  • S:W9.0×D5.5×H18.0cm

パッケージに紙の厚さは書かれていませんが、私の感覚ではかなりペラペラです。力を入れなくても簡単に破れそうな感じ。ドラッグストアで生理用品を買うと、中身が見えないように紙袋に入れてくれるお店がありますよね。あれと似てるかな。

袋から出すまでもなく、手に持った感覚で紙が薄いのは分かったので、「これをわざわざ買うなんてもったいないなあ」と少しためらいました。でも、せっかく見つけたのに買わないのも残念な気がして、LLサイズを1つだけ購入。

セリア「ガゼットバッグ」のおすすめポイントとデメリット

この記事でご紹介している「ガゼットバッグ」のおすすめな点を、私のおすすめポイント順に箇条書きすると、

  • 見た目がおしゃれで野菜の収納に似合う(マルシェ袋っぽい)
  • 紙袋だから形を柔軟に変えられる
  • 長さがあるから折り曲げるとかなり丈夫になる

逆に残念な点は、

  • 紙がペラペラで破れやすい
  • 値段に対して入数が少ない
  • きれいに折り曲げるのは難しい

ネット上で多くの方が絶賛していたので、どうしても試してみたくて買いましたが、汚れたら買い替えるかと聞かれるとちょっと微妙です。同じ厚さのSやMサイズの紙袋は、薬局や珈琲豆店で無料でもらえるから。

ただ、LLサイズの紙袋はかなり大きく、お店でもらう機会は滅多にありません。そしてキャベツが楽に入るのはLLサイズだけ。だからLLサイズはまた買うかも。

紙袋ケースの作り方

(紙が薄いからきれいに折るのがむずかしい…)

私がネット上で見かけた、野菜室の収納にセリアの「ガゼットバッグ」を使っている方は、みなさん、外向きに袋を折り曲げています。そのほうがマルシェ袋っぽくておしゃれだからでしょう。なので、私も始めはそうするつもりでした。

でも実物はあまりに紙が薄くて貧弱で、側面をしっかり強化しておかないと、簡単に破れそうです。そこで、私は内側に向けて底までしっかりと折ることにしました。

ただし、紙が薄くて袋が長いので、底に向けて一気に折り曲げるのは難しいです。そこで、まずは縁を6cmほど内側に折って全体を短くし、それから底面すれすれに二つ折りにしました。

こうすると底面の立ち上がり部分は紙が3重になるので、底が破れにくくなります。ちょっと大変だったけど、我ながらナイスアイデア!

野菜室の仕分け収納まとめ

LLサイズの「ガゼットバッグ」を4つ並べたら、野菜室がいっぱいになりました。たくさんの紙袋を使っている方も多いけど、私は4つくらいのほうが仕分けがしやすいかな。

(紙袋を使う前の状態。収納物は上の画像とまったく同じです)

以前は「野菜室に仕切りは必要ないかな」と思っていたけれど、紙袋を使う前と後では、見やすさも取りやすさもまるで違います。しかも、以前より収納量が増えました。

上の写真を撮ったのは週に一度の買い出しの日ですが、まだかなりの余裕があります。それに、紙袋を入れていると、スカスカの日に寂しく感じなくなったのもうれしい。袋を折るのは大変だったけど、今は「ガゼットバッグを使ってみて正解だった!」と思っています。

次回予告:野菜室のスライドトレーをもっと使いやすくしたい!

↓↓記事はこちら↓↓
「野菜室のスライドケースに牛乳パック収納がシンデレラフィット!」

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