今どきの冷蔵庫は、野菜室が引き出しになっていて、上段にスライドケースが付いているのが一般的ですよね。我が家の冷蔵庫もそのタイプです。でも、スライドケース自体がそれほど大きくないため、「収納しやすいように仕切りを使おう」という発想がありませんでした。

けれど先日、野菜室の下段収納を見直したのをきっかけに、「上のスライドケースに入れるモノを少し変えようかな」と思ったんです。そこでケースの寸法を測ったところ、あるものがピッタリ収まることに気が付きました。それは牛乳パック。

ちょうど牛乳パックのストックがたくさんあったので、さっそくケースを作って並べたところ、文字通りシンデレラフィット。「スライドケースに仕切りがなくても困らない」と思っていたけれど、仕切りを作ったら、以前とは比べ物にならないくらい出し入れがしやすくなりました。

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我が家の冷蔵庫の使い方

野菜室のスライドケースに仕切りが無くても困っていなかった、という以前に、私はこのスライドケースをうまく使えていませんでした。というのも、そこに何を入れたいか、なかなか定まらなかったから。

我が家は二人家族で、根菜類は冷蔵庫に入れないから、野菜は下段スペース内に収まりきれます。果物は滅多に買わないし、買ったとしてもやはり下段に収まる。だから野菜室のスライドケースは、乾物や砂糖などの粉類を入れるのに使っていました。冷蔵庫に入れる必要は無いけれど、湿気に弱い食材です。

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野菜室のスライドケースの寸法

(これが全開の状態。奥がよく見えない。)

うちの冷蔵庫は年式が古いため、野菜室のスライドケースを奥までしっかりと引き出せません。このため、奥に入っているモノがよく見えず、おまけに取り出しにくい。
「確かここに入れた気がする…」と思いながらケースの中を漁っている時間が、以前はけっこう長かったです。

なので、牛乳パックを前後に並べるのはやめ、横1列に並べることにしました。奥のものを取り出しにくいときは、牛乳パックを引き出せば済むし。スライドケースと牛乳パックのサイズは以下にご案内。

  • スライドケースの内寸:W47×D25×H10cm
  • 牛乳パックの寸法:W7×D7×H23.5cm

牛乳パックが横に6個並ぶのが分かりますね。幅・奥行き・高さのどれもカツカツじゃなく、ちょっとすき間(余裕)が残るのも良い感じです。

野菜室はお菓子の保管場所に理想的

結果はご覧の通り。「横にすき間が空きすぎるかな?」と心配していましたが、思っていたほどじゃなく、むしろちょうどいいです。

スライドケースに常に入れていたものは、右側の牛乳パック4本にすっきりと収まりました。しかも取り出しやすくなった!そこで、左2つの牛乳パックには、乾物ではなくお菓子を入れることに。

牛乳パックには乾物を入れにくかったという事情もありますが、お菓子をここに入れたいと前から思っていたんです。

いままで、お菓子は冷蔵室に入れていました。でも、冷蔵室より野菜室のほうが狭くて出し入れしやすいから、毎日食べるお菓子は野菜室に入れるほうが節電になる。一方の乾物はめったに使わないから、冷蔵室の上の棚に置いても困りません。

野菜室のスライドケース収納まとめ

「引き出しには小分けケースがあると便利だなあ」と、改めて思いました。収納量も倍増するし。今回は牛乳パックを使ったから、費用がゼロ円だったのもうれしい。もし1個110円のケースを買っていたら、660円もかかっていたところです。

ちなみに、今回作った牛乳パック収納の形は以下のタイプ。

牛乳パックの1面を切り開いて、内側に折り曲げただけの簡単なもので、工作が苦手な人でもすぐに作れます。奥の方に多少のデッドスペースができるけど、きれいな長方形のケースを作るよりはるかに簡単。作り方は以下の記事で詳しく紹介しています。
「3分で作れる!牛乳パックを使った簡単小分けボックス」

私は横1列に6個の牛乳パックを並べましたが、左半分は前後に3つ並べて、右半分は左右に3つ並べるなど、好みにあわせていろんなカスタマイズができるのも牛乳パック収納のメリット。サイズが合わないときはハサミで簡単にカットできますからね。

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