軽くてサイズ感がちょうどいい、お気に入りのハンドバッグがありましたが、持ち手がボロボロに傷んでひび割れが起き、ポロポロと表面がはげ落ちるようになってしまったので、観念してリフォームすることに。けれどどうせリフォームするならもっと使いやすくなるといいなと思って、どうしたものかとしばらく悩んでいました。
そこでほとんど使っていないバッグや捨てようと思っていたバッグを並べて、どのバッグのどんなところが気に入っているかや、逆にどこに不便を感じてあまり使っていないのかをよく考えてみることに。
ボロボロになるまで使い込んだバッグは使いやすい証拠
まずは私がバッグに求める条件をリストアップ。
- タイプはハンドバッグが持ちやすい
- 普段用はできるだけ軽いバッグがいい
- 服装に合わせてバッグを変えたい→バッグインバッグが欲しい
- 休日は予定外にたくさん買い物をすることがある→補助バッグがあると便利
- 荷物が多いときはショルダーのほうが助かる
30代まではショルダーバッグのほうが使いやすいと思っていましたが、40代になるとハンドバッグのほうが使いやすいと感じるようになって、おかげで捨てようかどうしようと悩んでいるショルダーバッグがいくつかありました。
また今回リフォームしようと考えているバッグはもとはハンドバッグでしたが、軽くてやわらかくてポケットがたくさんあるから、インバッグにすると使いやすそうだなと前々から思っていて。
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今までは持ち手がじゃまになってバッグイン出来なかったけれど、持ち手を取ってしまえばインバッグにできます。そしてショルダー紐を取り付ければ、単体で普段用のバッグとしても使えます。
ショルダー紐を短く結べばハンドバッグ感覚で持てるから、いま付いている持ち手を取ってショルダー紐を縫い付ければ、「軽いバッグ」「普段用ハンドバッグ」「バッグインバッグにもなる」「ショルダーバッグとしても使える」この4つの条件を満たしてくれます。
そしてショルダー紐が付いているインバッグなら、荷物が増えたときは取り出して外側のバッグと分けて使えるため、別に補助バッグを持ち歩く必要がなくなります。これで全ての条件を満たせることに。
もはや使わないと思っているバッグにも使い道はある
我ながらナイスアイデア!と感心しつつ、さっそくボロボロになった持ち手を取り外し、捨てようかと思っていたショルダーバッグの紐を取り外して、このハンドバッグに縫い付けてみました。
具体的な方法は、持ち手の縫い目をほどいて取り外し、跡は手縫いで伏せただけ。ショルダー紐はハサミでカットして、やはり手縫いで縫い付けました。かなり適当です。
出来栄えには大満足。思いのほか色が合ってビックリです。ショルダー紐は使い込んでいたからとてもやわらかくなっていて簡単に結べたので、普段は適当な長さで結んでハンドバッグとして使っています。
そして休日のお出かけではそのままインバッグとして活用。デザインはすごく気に入っているけれど、仕切りがなくて使いにくい大きなバッグがあったのですが、インバッグのおかげでかなり使いやすくなりました。
仕切りが全くない・・・
めちゃめちゃ使いやすい!
まとめ
今回のリフォームが大成功した秘訣は、単に持ち手を付け替えたのではなく、自分の希望をしっかりと拾い出し、それらを満たせるバッグをイメージしたから。せっかく手間を掛けるからには、満足度が高いほうがいいですよね。
使いやすいと感じているバッグをリフォームするときは、ちょっと一呼吸して「理想のバッグ」をイメージすると、きっともっと使いやすいバッグになりますよ。