私は寒がりなので、毛布やこたつ布団、カーペットカバーなどの防寒寝具が、我が家にはたくさんあります。毛布袋に小分けして押入れに収納しておかないと、探すのも取り出すのも大変です。
丈夫な毛布袋の値段は決して安くありません。だから以前は、ひとつの袋にできるだけたくさんの毛布を入れていました。けれど年齢が上がるにつれ、毛布を3枚も収納している袋を、押入れに上げ下ろしをするのがキツイと感じるように。
そこで、ひとつの袋にたくさんの毛布を入れるのではなく、上げ下ろしが苦にならない重さに小分け収納しようと考えました。100均の毛布袋は、そんな軽めの小分け収納にぴったりです。
100均の毛布収納袋の特徴
100均の毛布収納袋は、中央にファスナーがあるデザインで、素材は不織布。上面の隅に直径6cmの小さな透明窓があり、中身を確認できます。
透明窓が小さいおかげで、収納袋のほぼ全体が不織布です。このため通気性が高く、1シーズン一度も開封していなくても、開けたときに湿気や異臭を感じたことはこれまでに一度もありません。
初めて買うときは「透明窓がちょっと小さいな」と感じましたが、実際に使ってみると、中身を確認するには十分な大きさです。
ただし、パッケージの説明書きにはちょっと無理があります。「シングルサイズの毛布2~3枚収納できます」と書かれていますが、この場合の「1枚」は、ポリエステル100%の軽い1重毛布でしょう。2枚合わせのアクリル毛布なら、シングル1枚でも厳しいです。
また、不織布の強度が弱いため、たくさんの毛布を詰め込むと、上げ下ろしをしているときに袋が破れたり、ファスナーを締めるときに壊れることがあります。
だから私は、重量が重い2枚合わせのアクリル毛布を収納するのには、値段が高い丈夫な毛布袋を使っています。そして、敷パッドやこたつの中掛けといった、重さが軽い防寒寝具の収納に、100均の毛布袋を利用しています。無理な収納さえしなければ、破れることは滅多にありませんから。
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100均の毛布収納袋のサイズ
では次に、詳しい商品サイズをご紹介します。セリアとダイソーで探したところ、どちらもサイズは同じで、以下の1サイズでした。
- 幅44×奥行き56×高さ24cm(100円)
ダイソーのミッキーマウスデザインの毛布袋には、パッケージに「44×70cm」とサイズが表記されています。あまりに大きさが違うから気になって、試しに買ってみたところ、実物の大きさは他の毛布袋とほぼ同じでした。マチの部分を高さにカウントするか長さにカウントするかという、サイズ表記の違いですね。収納量に差はありません。
すぐにファスナーが壊れて捨ててしまったから、あいにく写真は撮っていませんが…
サイズバリエーションはありませんが、カラーとデザインは豊富です。100均の毛布袋は破れやすいから、定期的に商品を買い足していますが、ダイソーに行くたびに新しいカラーやデザインを見かけます。
そこで私は、毛布袋の色と柄をあえてバラバラにすることで、どの袋に何が入っているか分かりやすくしています。
100均の毛布収納袋のおすすめポイント
改めて100均毛布袋のおすすめな点を、私のおすすめポイント順に箇条書きすると、
- 値段が安い
- 通気性が高い
- カラーとデザインのバリエーションが豊富
逆に残念な点を挙げると、
- 重い毛布の収納には向かない(破れやすい)
- ファスナーが壊れやすい
- 透明のぞき窓が小さい
- 毛布の出し入れがしにくい
私自身、「100均の毛布袋は使いにくいな」と感じていた時期がありますから、誰にでもおすすめはしません。丈夫で長く使える毛布袋が欲しい方や、たくさんの毛布が入る毛布袋が欲しい方には、別の毛布袋をおすすめします。
けれど私と同じように、重さを軽めに小分け収納したい方や、防寒寝具をたくさん持っていて、たくさんの毛布袋が欲しい方にはおすすめ。100円ショップ以外の毛布袋は、安いもので500円、高いものは1,000円以上します。両方をうまく使い分ければ、出費をおさえつつ、より暮らしやすい収納ができますよ。