年会費が必要なクレジットカードでも、ほとんどのカードは初年度の年会費は無料です。けれど、使ってみて「これは必要ないかな」と感じたら、翌年の年会費が引き落とされる前に解約したいですよね。この場合、解約の手続きは電話でしか行えず、通話料は無料ではありません。

スポンサーリンク




クレジットカードの解約手続きは「ナビダイヤル」

年会費がかかるクレジットのほうが使いやすくてポイントも貯まりやすいので、興味があるなら試しにカードを作ってみましょうと私もおすすめしています。だって実際に使ってみないと分からない部分も多いですから。

それに年会費が必要なカードには、利用しても年会費を払わないといけないカードもあれば、一定の金額の支払いにカードを利用すれば会費を払わなくていいものもあります。後者の場合、使い続ければ年会費はずっと無料です。

だから数年ほど利用を続けた後、さまざまな事情で「このカードはもう使わないかな」と思うこともあります。そうなったら早いとこ解約しないともったいないです。

けれどクレジットカードの解約はパソコンやスマホでは行えず、必ず電話で専用窓口に問い合わせなければいけません。カード入会の問い合わせ窓口はフリーダイヤルですが、解約の窓口はナビダイヤルです。

スポンサーリンク

「ナビダイヤル」とは?

ナビダイヤルはNTT コミュニケーションズが展開している通話サービスです。全国共通の番号で受付ができるので、企業のお問い合わせや相談窓口の電話番号に広く利用されています。

通話料金はエリアやどの回線を使うかによって変わります。一般的に想定される通話回線の利用料は以下の内容です(3分間通話した場合)

  • 固定電話(県内で20km以内):20円
  • 固定電話(県間で100km越え):80円
  • ひかりライン回線:8円
  • 携帯、PHP:90円

最近は通話サービスが増えているので、もっと細かい区分けがありますが、同様のサービスは同じくらいの料金です。また時間帯による料金差はそれほど大きくなく、たとえば携帯電話の場合、夜間と休日の通話料は80円です。

「ナビダイヤル」

ナビダイヤルに電話をかけた時点で、通話料の案内が流れます。私は固定電話を持っていないのでスマホからかけますが、「3分90円ならまあいっか」と思いました。

でもこのナビダイヤル、なかなかつながりません。10分以上待たされて、根負けして一度電話を切ったこともあります。待っている間も通話料はかかり続けますからね。

過去に数枚のクレジットカードを解約しましたが、通話料が500円くらいで済んだこともあれば、1000円かかったこともありました。運が良ければもっと安く済む人もいるでしょうし、場合によってはもっとかかるかもしれません。

ナビダイヤルに「無料通話分」は適用されない!

携帯電話の契約内容には、何らかの「無料通話」を含んでいる方が多いでしょうが、残念ながらナビダイヤルはこの枠の適用外で、別途通話料が課金されます。

カードを作るときにそこまで調べていなかったので、カードを解約した翌月のスマホの利用料を見て、大きなショックを受けました。500円くらいでそれほどショックを受けるなと思うかもしれませんが、想定外の出費ってやっぱりビックリしますよね。

年会費が必要なクレジットカードを作るときは、「1年以内に解約すればまったくお金がかからない」わけではありません。しかも解約手続きは電話のみで、ちょっと面倒くさいということを頭に入れておきましょう。