ヘンプのアクセサリーの作り方を紹介している本に、おしゃれな犬の首輪のレシピがたくさん載っているのを見て、「これ、猫にもいけるんじゃないかしら?」と軽い気持ちで制作したところ、重すぎて猫が嫌がるという残念な結果になりました。同じ失敗をしないように、詳細をご紹介します。

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猫の首輪の作り方が載っている手芸本は少ない?

わが家の猫の首輪には、ヘンプで作ったミサンガを使っています。もちろんハンドメイド品で、猫がガシガシ噛んでもいいように、素材には北欧産の100%ピュアヘンプを使用。

子猫の頃は成長が早いため、自分用に作ったブレスレットの中からあまり使わないものや幅が広くて首輪に良さそうなものを選んで付けていましたが、成猫になってからはピッタリサイズの首輪を作ってあげています。

それで、「猫の首輪のレシピが載っている手芸本がないかしら?」と探していたところ、この本を見かけました。猫は載っていませんが、犬の首輪のレシピがたくさん紹介されていて、猫にも応用できそうだなと思ったんです。

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猫の首輪の重さは5グラム以下が好ましい

モデルのワンちゃんはトイプードルで、体の大きさは猫と同じくらいだから、そのまま応用できるはずと軽く考えていました。でも本に記載されている首輪の長さがうちの猫には長すぎたので、長さだけ短くすることに。

イメージ通りの出来ばえに大満足し、さっそく猫の首に付けたところ、なんだか様子が変です。「ん?、首が上がらない!?」

首が上がらないというのは大げさだけど、ちょっと首輪が重そうで、明らかに嫌がっています。うちの猫はただでさえ首輪が好きではなく、よくガシガシと噛んでいるけれど、これは相当気になるらしく、なんとか外そうと必死です。

猫に付けるまではそんなに重いと思わなかったのですが、猫の様子を見て「そんなに重いのかな?」と気になり重さを測ってみたら17gありました。ついでに今まで付けていた首輪の重さを測ると5gでした。3倍以上です。確かに、それは重いかも…

見栄えにこだわり過ぎると失敗しやすい?

重量が重くなった原因は留め具です。ステンレス製のバックルとDカンを使いました。もしこれがプラスチック製だっから大丈夫だったんじゃないかなと思います。というより、猫の首は犬のより細くて重さに耐えられないということが分かりました。

普段は余り糸や残ったパーツを活用してハンドメイドをしていますが、たまにはお金をかけて素敵な作品を作りたいと思うこともあります。

不思議なもので、残り物を活用したいときはいろんなアイデアが浮かぶのに、お金をかけたときは余計なことは考えないで、本に書かれている通りに作ろうとします。その結果がこの始末。材料代は約1,600円、本代まで合わせると3,000円近い費用をかけました。

ニットなら「失敗した!」と思った時点でとっとと解きますが、ヘンプのマクラメをほどくのは大変だし、かといってハサミを入れてパーツを取る気にもなれず、いまだにこのまま「失敗作ケース」に入っています。

これと同じ失敗をしないために、その後は猫の首輪を作るときは作る前にパーツの重量を必ずチェックするようにしています。