漫画本が本棚に収まり切れなくなるたびに、私は100均でコミック収納ケースを買っています。そして、どうせなら色んなケースを使ってみようと思い、ひと通り購入しました。その中で「これは使えないな」と一番思ったのが、セリアの不織布製コミック収納袋です。というのは、袋がやわらかすぎて漫画本が曲がります。

でもこの不織布ケース、サイズが小さいというだけで、素材とデザインはセリアの衣類袋とほとんど同じです。しかも、持ち手に関しては衣類袋よりしっかりしていて、棚の高い位置に乗せていても取りやすい。このため、「漫画本は入れたくないけど、何かしら使えそうだな」と思い、すぐには捨てずに長いこと押入れに入れていました。

そしてある日、フェイスタオルがぴったり収まることを発見!ファスナー式だから毎日使うタオルを入れるには不便なので、ストックタオルの収納に活用しています。

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セリア「コミック収納袋」の特徴

セリアの「コミック収納袋」は不織布タイプの漫画本収納。中身が見えるように上面は透明なビニール素材になっており、開閉はダブルファスナー式。長方形の形をしていて、コミックが20冊入ります。詳細なサイズは以下にご案内。

サイズ:W30.0×D18.5×H12.5cm(記載値)

この寸法はあくまでパッケージの記載値で、ぱんぱんに収納した状態の外寸はもっと大きいです。3辺ともプラス1cmはあります。

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漫画本を入れるには不向き

「不織布の袋にコミックを入れたら本が曲がるでしょ?」とは、買う前から思っていました。なので、このコミックケースは長いこと買う気になれなかったのですが、「不織布は通気性があり本の収納におすすめ」という記事をネット上で何度か目にしたんです。

そこで、100均ファンとしてはちょっと気になって、試しに買ってみたのですが、案の定、使いにくい。ファスナー式だから開け閉めが面倒だし、やっぱり本が曲がる。この件で、ネット情報をうのみにせず、自分の直感を信じたほうが良いということがよく分かりました。

セリアの不織布ケースは、生地がかなり薄いです。これは「コミック収納袋」に限らず、衣類袋や扇風機カバーなどにも言えます。どれも同じ生地を使っているのでしょう。だから、漫画本のように重いものを入れるには向いていません。

セリア「コミック収納袋」にフェイスタオルを入れるときのポイント

「コミック収納袋」は重いものを入れるには不向きですが、タオルや肌着のように小さくて軽いものを入れる収納ケースには使いやすいサイズです。ただし、タオルを数本しか入れていなくても、袋を持ち上げると底がたわみます。

(少し持ち上げただけでたわたわ。)

押入れの下段に収納していたときは、袋の底がたわんでもあまり困らなかったけれど、押入れの枕棚に移動したところ、袋の底面がたわんでスムーズに引き出せず、イライラしました。

でも、要は「袋の底」に強度があればいいわけだから、袋の底にサイズがぴったり合うように段ボールをカットして敷いてみたところ、あっさり問題解決。底面がシャキッとすると気のせいか側面までピンと立ち上がり、一気に安定感が。

(底に段ボールを敷くとこんなに傾けても底がフラット!中身は上の画像と同じです。)

セリア「コミック収納袋」の活用法まとめ

(底に段ボールを敷いています。)

私はこの「コミック収納袋」をストックタオルを入れるのに使っているので、そんなに頻繁には上げ下げしません。それでも、スムーズに引き出せるようになったおかげでストレスが激減。

また、側面は不織布だから横からは中身が見えないけど、上面は透明窓になっているから上からは全体が見渡せるなど、実はラック収納に向いている。なので、今は押入れから出して洗面所のランドリーラックに乗せています。

セリアの「コミック収納袋」を買って「失敗したー!」と思っている方は、試しに底に段ボールを敷いてみてください。ちなみに私は、Amazonの箱に入っている段ボールを使いました。薄いのに強度が高くておすすめですよ。

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