小さなバッグに入る350mlくらいの水筒が100円ショップにないかなと思い、ダイソーに商品を見に出かけました。最低でも300mlは入る水筒が欲しいと思っていたけれど、300~350mlの水筒はあまりありません。小振りなドリンクボトルの容量は400mlです。

スリムなデザインの水筒や、洗いにくそうなデザインの水筒ならいくつかありましたが、私は洗いやすいデザインのドリンクボトルが欲しかったので、そこはスルー。

でも私は500mlのドリンクボトルをたくさん持っているから、400mlをわざわざ買わなくてもいいかな?と悩んでいたところ、保冷効果があるという「冷んやり水筒」が目に留まりました。

どのくらい「冷んやり」が続くのか気になったのと、フタにハンドルが付いている点が気に入ったので、試しに購入。「冷んやり水筒」が便利かどうかについては微妙なところですが、400mlのボトルは500mlより安定感があり、持ち運びがしやすいです。

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ダイソー「冷んやり水筒」の特徴とサイズ

ダイソーの「冷んやり水筒」は、本体のフタとは別に中フタがあり、この中フタに保冷棒をセットできるようになっています。保冷棒は水を入れて凍らせるだけの簡単なもので、容器もふつうのプラスチック製品です。

つまり理屈で考えると、水筒に氷を入れているのと保冷具合は同じ。ただ、飲み物と氷が混ざらないので、お茶の味が薄くならないというメリットがあります。容量とサイズは以下にご案内。

  • 容量:400ml(保冷棒装着時は350ml)
  • 外寸:直径φ6.9×H20.0cm(持ち手を含む)
  • 耐熱温度:本体60度、中棒120度、パッキン200度

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ダイソーのドリンクボトルを比較

私は以前からダイソーの「ドリンキングボトル」と「ミルクボトル」を愛用しています。容量はそれぞれ500mlと550ml。一方、今回あらたに購入した「冷んやり水筒」の容量は400ml。分かりやすいように、3つの水筒のサイズと容量を以下に列記します。

  • ミルクボトル:550ml、φ7.0×H19.0cm
  • ドリンキングボトル:500ml、φ6.5×H19.5cm
  • 冷んやり水筒:400ml、φ6.9×H14.0cm(※持ち手を含めない場合)

これ、数値を見るより画像を見るほうが分かりやすいと思いますが、容量はたったの100mlしか差が無いのに、「冷んやり水筒」のほうが重心が低く安定感があります。

500mlのボトルは、満水時は安定感があっても、空の状態で立てているとコロコロと転がりやすいです。でも400mlのボトルはなかなか転がらない。これは想定外の「うれしい」でした。

ダイソー「冷んやり水筒」の保冷効果を確認した結果

肝心の「保冷効果」はどうなのか、ちょっと気になったので、どれくらい保冷感がキープされるか試してみました。確認方法は、保冷棒を入れている容器と入れていない容器を横に並べて、30分置きに飲み比べるというもの。

水温計は持っていないのであくまで個人的な感覚ですが、私はいつも家の中で1時間おきに水を飲むように意識しているので、ある意味、水温計より参考になるのではないかと思います。ちなみに、確認した日は最高気温が35度近くあり、ちっともエアコンが効かない暑さでした。

結果は、1時間経ってもまあまあヒンヤリ、1時間半経つとヒンヤリとは言えないまでもぬるくはない感じ、2時間たつとほぼ常温です。

ダイソー「冷んやり水筒」のおすすめポイントとデメリット

最初にもチラッと書きましたが、「冷んやり」のメリットは微妙です。だってヒンヤリ感はそう長く持たないし、そのわりに洗いものが多い。どのパーツも小さいから洗うのが面倒で、わが家ではすぐに保冷棒の使用を禁止しました。

どうしても「冷んやり」にこだわりたいなら、この保冷棒より保冷カバーを使うか、もう少しお金を出してステンレスボトルを買うほうが絶対におすすめです。

ただし、ハンドル付きのキャップはかなり便利。最初は見た目がダサいなと思ったけれど、実際に使ってみると思いのほか便利でした。キャップを開けやすいし、持ち運びもしやすい。車に乗って出かけるときは特に助かります。

保冷棒は取り外しができるし、保冷棒がないドリンクボトルと値段は同じなので、350ml前後のドリンクボトルを探しているという方には、この「冷んやり水筒」はかなりおすすめです。

「いや、もう少し長い時間ヒンヤリ感が続く水筒が欲しい」という方は、ダイソーでも550円でステンレスボトルを売っているほか、ネットでも1,000円代で買える商品があります。

なお、500mlのドリンクボトルについては以下の記事で詳しくご紹介しています。興味のある方はこちらもあわせてご覧ください。
「ダイソーの「ドリンクボトル」は可愛くて洗いやすい!携帯用の水筒におすすめ」