洗面台の下に何を収納するかは、洗面所の広さやほかに収納スペースがあるかどうかによって分かれますよね。
うちのマンションの洗面所は、「これ以上、洗面所が狭い間取りはないでしょう」という狭さ。洗面化粧台のほかに、床下収納や壁面収納はありません。それどころか、天井高が210cmとかなり低いため、ドア上に突っ張り棚を取り付けても、たいして収納できません。
つまり、洗面台下はとても貴重な収納スペース。何を収納するか悩むまでもなく、液体洗剤のストック収納に活用しています。ストック洗剤を入れるのに使っているのは、ダイソーのキャスター付きバスケットです。
収納したいスペースの寸法
洗面化粧台の下には、給排水用の配管があります。このため、洗面台下の収納を考えるときは、収納スペースの床面の寸法を測るだけではダメ。配管を避けたスペースの寸法を測る必要があります。
参考までにわが家の例をご紹介。下の画像に示す有効な収納スペースは、W30×D36cm。配管スペースを含めた全体の寸法はW42×D41×H40cm。配管とドア金物を避けると、横幅が12cmも狭くなる。面積比は63%、全体の6割しかありません。
配管は壁一面に張り巡らされているわけじゃないから、収納ケースを使わないほうが、デッドスペースは少なくて済みます。私もはじめはそう考えて、ケースを使っていませんでした。でも、ケースを使わないと出し入れがしにくく、全体を見渡しにくい。
それでケースを使うことにしたのですが、ケースを使うようになった後のほうが、収納量は確実に増えました。ケースの中にぎっちりと洗剤を詰め込んでいても、楽に取り出せるからかな。
ダイソーのキャスター付きバスケットの特徴とサイズ
ここで言う「キャスター付きバスケット」は、前方にだけキャスターが付いているタイプです。後方にもキャスターが付いていると、ケースがコロコロと転がってしまいます。でも、前方にしかキャスターが付いていないから、後ろを持ち上げない限りケースが転がる心配はありません。
基本的には重いものを楽に引き出せるようにキャスターが付いているので、後方を持ち上げるためのハンドル(取っ手)がついています。機能性が高いだけに値段も高く、金額は150円。
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このような前方にだけキャスターが付いているケース、とっても便利だけど、あまりサイズバリエーションがありません。2~3店舗に立ち寄ったけれど、3種類ほどしか見つけられませんでした。
棚の奥行きは家具の種類に関係なく、30~40cmとほぼ同じだからでしょうね。でも、横幅のバリエーションはもっと多いと助かるな。
今回、私が選んだバスケットのサイズは、W20×D33.5×H14.5cm。これが一番大きなケースです。隣には幅10cmのA4ファイルスタンドを置くことに。ダイソーはファイルスタンドの種類が豊富なので、残ったスペースにちょうど収まる商品がありました。
ケースを使うことにした結果、収納スペースの後方と左右にすき間ができましたが、このすき間は石鹸や入浴剤のストック収納に活用しています。
ダイソーのキャスター付きバスケットのおすすめポイント
今回ご紹介したキャスター付きバスケットのおすすめな点を、私のおすすめポイント順に箇条書きすると、
- 洗面台下にぴったりのサイズ
- 大きなハンドルが付いているから引き出しやすい
- 5kgぐらいまでは楽に出し入れができる
逆に残念な点は、
- サイズバリエーションが少ない
- 高い棚の収納には不安(ケースの強度が弱い)
ケースを置けるスペースの横幅は30cmだったので、できれば幅15cmのキャスター付きケースを2個置きたいと考えていました。でも、キャスター付きケースのサイズバリエーションがあまりに少なかったため、収納方法の見直しが必要に。
画像ではいい具合にすっきりと収まっていますが、この形に落ち着くまでに何度もケースを取り替えて、試行錯誤を繰り返しています。
まとめ(総費用)
今回の出費は計250円。キャスター付きバスケット1つと、A4ファイルスタンド1つ。バスケットの横に置くケースをすぐには決めかねて、複数のA4ファイルボックスを購入したから、実際にはもっと費用がかかっていますが、それは勉強代ということで。
洗面台下の収納にケースを使うようにしたら、ストック洗剤の収納量が増え、在庫管理も楽になりました。ケースを使う前はどの洗剤の在庫が無いかパッと見では分かりにくくて。まだストックがあると勘違いをして洗濯機を回そうとしたら、在庫が無くて慌てたことが何度かあったんです。
でも、ケースを使うようになったら在庫チェックがしやすくなり、洗剤を買い過ぎることも無くなりました。上部の空きスペースには、突っ張り棒を使って収納棚をDIYしています。これについてはまた別の記事でご紹介しますね。