「残り物には福がある」をモットーにしている私にとって、手芸品店の「売れ残り品セール」はお宝市。特に何か買いたいものがなくても、「お宝さがし」に足を運ぶことがあります。今日ご紹介するミニマフラーも、そんなお宝市で見つけた毛糸で作ったものです。

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独特の毛足がおしゃれな毛糸は意外と使いにくい?

タグはすぐに捨ててしまったのでメーカーは忘れましたが、なかなかのお値段でした。白とピンクが混じっていて、白はループ状でピンクは毛足が遊んでいる、とってもおしゃれな毛糸です。と言っても、私が買った値段は200円くらいだったはず。

「いいものをゲットできた!」と喜んだのはつかの間で、いざ使おうと簡単な試作をしてみたら、思いのほかしっくり来ません。モチーフにもコサージュにも向かないし、透かし編みのマフラーもピンと来ない。かと言ってアクセントとして使うには個性が強すぎるし、そもそも長さも足りません。

「これは困ったな、ちょっと想定外…」と随分長いことタンスの肥やしにしていましたが、「もしかしてゴム編みのミニマフラーならおしゃれに作れるかしら?」とあるときふと思い立ち、さっそく作ってみることに。

ミニマフラーはゴム編みで決まり!

なにしろ1玉しかないので、模様は入れずにシンプルなゴム編みで決まり。横幅は初め10cmで編んでいましたが、途中で「絶対に長さが足りない!」と感じたので、一旦ほどいて8cm程度で編み直しました。

最終的に出来上がったサイズは、幅7.5×長さ80cm。15号の棒針を使ってざっくりと編んだので、すぐに伸びて中心の幅が細くなり、逆に端の幅は広くなりましたが、付けた感じはむしろ「良い感じ」です。

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ミニマフラーはプレゼントにもおすすめ

長さ80cmというとフェイスタオルほどの長さなので「結ぶのはちょっと厳しいんじゃ」と感じるかもしれませんが、ゴム編みのざっくり編みだから伸びるので問題ありません。

大きなマフラーは屋外で使う分には暖かくて華やかだけど、暖房が効いている建物の中に入った途端、大きな荷物になって困った経験、だれでも一度はあるのでは?

建物の外と中を行き来するようなときは、ミニマフラーの方が断然、便利。暑くなったらサッと外してバッグの中に入れておけるし、外さなくてもそれほど暑苦しくありません。こんなに小さいサイズのマフラーは店頭でも滅多に見かけないから、プレゼントにも喜ばれますよ。

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