洗面台やキッチンのシンク下には給排水の配管があり、スペースを無駄なく使うのが難しいですよね。特に上部はデッドスペースになりやすいです。でも、100均の突っ張り棒を2本渡すだけで、簡易的な棚を作ることができます。そして、突っ張り棒にトレーを乗せれば、より使いやすい棚が作れます。
収納したいスペースの寸法
わが家の例を参考に、寸法を測る場所を解説します。と言っても、突っ張り棒を渡すだけなので、必要な寸法は横幅だけ。W42cmです。
棚上の高さを確保したいなら、できるだけ低い位置に突っ張り棒を渡したいですよね。だからと言って、給水用の蛇口が締めにくくなる位置は避けたほうがいいです。非常時にしか使わないバルブだけど、非常時にすぐに閉めれないと、家中が水浸しになります。
なので、私はこのバルブ(蛇口)を楽に回せるくらいのスペースを確保した上に、突っ張り棒を渡しました。
ダイソー突っ張り棒の特徴とサイズ
今回使った突っ張り棒のサイズは、38~60cm用。使用スペースの横幅は42cmで、ダイソーには他に30~45cm幅の突っ張り棒があり、どちらを使うか少し悩みました。
突っ張り棒の耐荷重はどれも1kgと書かれていますが、これは最短時の耐荷重です。つまり、42cm幅で使用する場合、38~60cm用の突っ張り棒のほうが、30~45cm用より耐荷重は高くなります。
あまり重いものを乗せる予定はないけれど、同じ値段なら、より耐荷重が高いほうが良いかなと思って、長いほうをチョイス。
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ちなみに、画像のトレーは数年前にダイソーで買ったもの。サイズはW27.4×D18.7cm(実測値)。使わなくなった後もまだきれいだったから、「そのうち何かに使うかも」と思って取っておいたんです。
「そうだ、アレがあった!」とふと思い出し、突っ張り棒の上に乗せてみたら、まさかのシンデレラフィット。トレーの縁の部分が引っかかるように突っ張り棒の間隔を調整したところ、安定感のある棚板を作れました。
ダイソー突っ張り棒棚のおすすめポイント
今回ご紹介した突っ張り棒で作る棚のおすすめな点を、私のおすすめポイント順に箇条書きすると、
- 配管を避けてオリジナルサイズの棚を作れる
- 突っ張り棒のサイズが豊富(狭いスペースにも作れる)
- 棚板が無くても棒を2本渡すだけで棚として使える
逆に残念な点は、
- 突っ張り棒用の棚板は1サイズしかない
ダイソーには突っ張り棒用の棚板がちゃんとあります。でも、サイズはW39.5×D25cmの1サイズだけ。トイレやパントリーのように、ある程度の横幅と奥行きがあるスペースに棚を作るときには便利だけど、配管を避けて小さな棚を作りたいときには不向きです。
まとめ(総費用)
今回の出費は計300円。38~60cmの突っ張り棒を2本と、トレーを1つ。だけど、突っ張り棒1本とトレーは数年前に買っていたものなので、実際の出費は100円だけ。
100均って、「とりあえず買ってみるか」と試し買いするときがありますよね。それで失敗するケースもあるけれど、捨てずにしばらく取っておくと、突然、出番が来ることが結構あります。
今回、たまたま手元にトレーがあったから、「これを使えないかな?」と考え、その結果、思った以上に良い棚ができました。
2本の突っ張り棒の間隔を狭くして設置すれば、棚板が無くても収納できるものは色々とあります。でも、やっぱり棚板があるほうが物を乗せやすいです。換気扇フィルターや使い捨てブラシなど、かさの薄い清掃用品をポンポンと積み上げて収納しています。
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