「たったこれだけのサイズじゃ何も作れないけど、どうしたものかな?」という、ちっちゃなちっちゃな余り生地(はぎれ)。
ひとつひとつのサイズが小さくても、いくつかカット数があればパッチワークでバッグやクッションカバーを作るという手もありますが、小さなハギレが1~2枚じゃ、それも難しいですよね。
そんなハギレは普通なら捨てるところでしょうが、貧乏性だとなかなか捨てれません。それに、小さなハギレは単調な小物をおしゃれに変身させてくれる「マストアイテム」です。
目次
どうせ作るなら生活必需品のティッシュケース!
コースターやアクセサリーなど、小さなハギレが生きる手作りの小物はいろいろありますが、今回紹介するのはティッシュケースです。
ティッシュケースはあまり目につかないようでいて、実はバッグやポケットからとり出す瞬間、周りの人からけっこう見られています。地味で目立たないティッシュケースならスルーされるかもしれないけれど、パッチワークのティッシュケースを見かけたら、思わず目がとまる人も多いはず。
それに、ティッシュケースは長時間ひと目にさらされるものではないので、あまり丁寧に仕上げる必要はありません。売り物ならそういうわけにはいきませんが、自分用なら端の始末はそこそこでいいので、面倒くさいパッチワークもあまり苦にならないというメリットがあります。
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パッチワークのティッシュケースは手縫いで作れる!
ティッシュケースを作るのに必要なのは、ほんの少しの布と糸だけ。一枚の布で作れば、時間もたいしてかかりません。手縫いでも短時間で作れるので、時間つぶしにはもってこいです。
けれど、ハンドメイド好きとしては、あまりに早く完成しちゃうのは少し物足りない。だから、小さなハギレを継ぎはぎしてティッシュケースをつくるのは、ちょっとワクワクするいい気分転換になります。布の組み合わせを考えるだけでもワクワクしますよね。
パッチワークがあまり得意じゃない人は、2枚の布を組み合わせるだけでも、1枚の布で作るより面白いティッシュケースが出来上がります。慣れてきたら、少しずつ組み合わせる布を増やしてみるといいでしょう。
個性的なティッシュケースはプレゼントにも喜ばれる
ティッシュケースはいくつあっても邪魔になりません。ティッシュを忘れないように、バッグの中に1つずつ入れておくのもいいし、その日の気分で使い分けても楽しめます。
また、ティッシュケースが必要ない人ってそうそういないはずなので、ちょっとしたプレゼントにもぴったりです。
たくさん作ってカワイイ封筒に入れておけば、「あー、いま何かお礼をしたいんだけど!」というときに、サッと取り出してさりげなくプレゼントすることもできます。
取り出し口を斜めにしておしゃれ感をプラス!
パッチワークは苦手だけど、デザインには少しこだわりたいという方におすすめなのが、取り出し口を斜めに作ったティッシュケースです。
このティッシュケースは、2枚の布を重ねて手縫いで作っています。端の始末を丁寧に仕上げると、リバーシブルでも使えます。
【作り方】
1、型紙通りに布を2枚用意する。
2、中表でカーブ二箇所を縫う。
3、表に返して中表で三つ折りし、カーブの長い辺を内側に入れ込み、両端を縫う。
4、完成!
ネタ元:あーみ