ベレー帽やマフラーといった小物は、2玉ほどの余り糸があるときには積極的に作りたいアイテム。1玉の余り糸があれば作れるデザインの帽子もありますが、毛糸が2玉あるとゆったりとしたベレー帽が作れます。

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帽子は極太サイズの余り糸を活用するのにぴったり

毛糸のマフラーは細い糸やしなやかな糸を使うほうが首に巻きやすいけれど、帽子は太い極太の糸を使うほうがボリュームが出ます。

それに、帽子はかぶったり脱いだりするときにちょっとだけ引っ張ってしまうから、ある程度は丈夫な糸を使うほうが長く使えます。
つまり、極太の余り糸は帽子を作るのにとってもおすすめ。

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帽子を作るのにかぎ針編みと棒針編みはどっちがいい?

かぎ針編みと棒針編み、どっちか片方しかやらないという方もいるようですが、編み物が好きな人は両方を使い分けている方が多数派ですよね。そして「今回はどっちで作ろうかな?」と悩むことが多いはず。私もそうです。

帽子もマフラーも、かぎ針編みと棒針編みのどちらでも作れるし、どっちで作っても素敵な作品ができます。

あくまでも私の場合ですが、2玉近くに糸があるときは棒針編み、1玉分も残っていないときはかぎ針編みで作るようにしています。その理由は、かぎ針編みのほうが途中で糸が足りなくなったときに糸もデザインも変えやすいから。

今回は2玉分の余り糸があったので、棒針編みでベレー帽を作ることにしました。なぜベレー帽かというと、キャップよりたくさんの糸を使うから。せっかく2玉分の糸があることだし、できれば全部使い切りたかったので。

残った毛糸でコサージュをつくる

本には必要な毛糸の量は80gと書かれていましたが、50gの毛糸が2玉あったので、少しだけ糸が余りました。長さ的にはほんのちょこっとなんだけど、極太の糸だからボリュームがあります。そこでモチーフブローチを作ることにしました。

帽子だけでもかなりのボリュームがあって気に入っていますが、おそろいの糸で作ったモチーフブローチを付けるととってもゴージャスです。

ちなみに、この記事で紹介している帽子を作るのに参考にした本はこちら。20年ほど前に買った本ですが、編み図を参考にするのに本の古さはまったく問題になりません。それどころか、いま見てもおしゃれなデザインの作品がたくさん紹介されています。

なお、いろんなデザインの帽子の編み図が欲しい方には以下の本がおすすめ。

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