ベルトは気に入っていたけれど、時計が壊れたり文字盤が見にくくなって、使わなくなった腕時計がありませんか? 今回はそんな時計を再生させた例をご紹介します。

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ベルトを交換した直後に腕時計が動かなくなった

今回ご紹介する腕時計は、ベルトが気に入っていたというより、新しく買ったばかりのベルトだったんです。長いこと使っていなかった腕時計の電池交換をするついでに、すっかりぼろぼろになっていたベルトを新しくしたのですが、電池交換をして数カ月で時計が動かなくなりました。

時計屋さんに行ってそう伝えたら、もう一度、無料で電池を交換してくれましたが、やはり数カ月で動かなくなり、時計のメンテナンスが必要だと言われたんです。

交換した電池代とベルト代はもったいないけれど、メンテナンス代はもっと高額です。そこまで思い入れのある時計でもないし、ひとまずそのまま持ち帰りました。

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ベルト幅が11mmの腕時計はもはや化石?

でも時計はともかく、買ったばかりのベルトは惜しくて。色も気に入っているし、一応本革です。5,000円のベルトを3割引きで購入しました。時計と一緒に捨てるのは残念過ぎます。そこで、このベルトとサイズの合う安い時計を探すことに。

予算は1,500円。予算が厳しいのは分かっているけれど、捨てるつもりだったベルトのためにそれ以上のお金は出せません。

ネットショップ、フリマ、ショッピングモール、リサイクルショップなどなど、とにかくあちこち見て回ったけど、幅が11mmという細いベルトサイズの腕時計は、最近ではほとんど無いんですね。

かなり古そうな中古の腕時計ならあったのですが、古い時計は長いこと使っていなかった可能性があるし、買ってすぐに「動かないじゃん!」ってことになるかもしれないから、できれば新品の売れ残り品がいいなと思って中古は避けました。

楽天市場で92%引きの腕時計を買う

半年ほど探し続けて、気に入る品が見つからなかったからいったんは諦めました。それでもときどきはネットで安い売れ残り品の腕時計を探すようにしていたところ、ひとつの腕時計が目に留まって。

元値は20,000円の腕時計が1,500円。驚くほどのセール価格、見た目もそこそこ満足です。ただ、商品説明に「ベルト幅11mm」と書かれているけど、とてもそんな細いようには見えません。計っている場所が絶対におかしい。

それで何日か悩みましたが、92%引きの激安特価に負けて買ってみることに。半年間探してきた中では、見た目も価格も一番満足のいくものだったし。

届いた時計のベルト幅を測ると14mm。やっぱり大きかった。販売者の記載ミスというより、腕時計のベルト幅の測り方を知らない人が出品作業をしたのでしょう。

セール品の腕時計はすぐ電池が切れる

想定内ではあるし、ベルトを変えずに使ってもいいかな?と思って、しばらくはそのまま使いました。そして1カ月後に早くも電池切れ。なんたって92%引きですからね、激安特価の腕時計はたいてい1~2カ月で電池が切れます。

さいわい腕時計用の電池は買いだめしておいたから、すぐに電池交換。このとき、ものは試しにベルトも変えてみることに。ベルトを取り付ける軸に3mmものすき間ができるわけですが、果たして見た目はどの程度気になるのか?

結果はこんな感じ、少なくとも私はまったく気になりません。元々付いていたベルトよりはるかにおしゃれで、もっと早く変えればよかったなと思いました。今ではこれが一番お気に入りの腕時計です。